神を愛し、
自分を愛し、
人を愛する心を育てる
遊びを通して様々な事柄への
興味を持ち、自らの考え、
取り組む力を養う。
乳幼児の健康と
安全をはかる。
毎日、さんびかをうたい、お祈りをする10分程度の礼拝をします。また、週一回は、チャプレン(牧師先生)やキリスト教教育主事から聖書のお話を聞く、特別礼拝の時間をまもっています。このような時間を過ごすことで、落ち着いて人の話を聴く力を育て、穏やかでやさしい心を養います。
目には見えないけれど、自分たちを守ってくださる力を感じることは、ひとりで生きているのではない!という安心感を育てます。
それによって、生きていることへの感謝の気持ちがめばえ、自分自身がかけがえのない存在であることを知ります。自己肯定できる人は、共に生きている人に気づき、一人ひとりかけがえのない存在であることを知るものとなります。
子どもの生活は、それ自体があそびです。人格形成の基礎となる幼児期は、遊ぶことを通して心と身体を成長させます。『園の生活経験を豊かにすること』は、子どもの成長の中で大切なことです。
幼稚園では、様々なことを感じ、経験できる環境を整えます。子どもたちが夢中になれる環境を用意します。子どもたちと共に生活を創る仲間や大人(保育教諭)が必要です。子どもの育ちが保証された環境の中で、”主体的に遊ぶこと!”これが自由あそびです。自由あそびは放任あそびではありません。
自由あそびの中で、子どもたちは、自ら考え、工夫を凝らし、新しい発見をし、想像力を発揮します。そして、仲間と一緒に遊び、励ましあったり、ケンカしたり、相談しあったり、助け合いながら、共に育ちあう力を身につけます。また、からだを思い切り動かして遊ぶことで、自然にからだ作りができます。
意欲的に自ら関わってのびのびと遊んだ子どもは、自分の意思を自由に表現します。生きている楽しさと喜びとを実感します。自由あそびは、子どもたちの『生きる力』の根っこを育てます。
自由あそびや食事の時など、各クラスの仕切りが開けられ、自由に行き来できる保育環境で異年齢の仲間関係を深めます。
幼児が乳児の手をつないで行事に参加したり、お昼寝のお手伝いをします。幼児クラスでは、週に1日、縦割りのグループ活動を行っています。年齢のちがう子どもたちが出会うことで、遊びのルールが伝承され、思いやりの心、人とのつながりなどの社会性が自然に身につきます。
同じ年齢では経験できない、いろんな人が生きていることを感じるとても大切な時間です。
幼稚園では、『心とからだの元気なつよい子どもにしてください。』と食事の前にお祈りします。健やかな心と身体作りのためには、バランスの良い食事をとり、多様な身体の動きを身につけることは、日常生活をおくる上で欠かすことのできない運動の基礎です。
自園で調理された温かい食事をみんなで一緒に賑やかに食べます。
落ち着いて座って食べているお友だちを見ることで、食事のマナーを自然に覚えます。お友だちが、おいしく食べている姿を見ながら、偏食のない食生活が身に付きます。残さず食べることで、作る人への感謝の心と食への興味が生まれます。
乳児の子どもたちも育ちの段階に合わせて、食事をすすめます。
ゆっくりと、よく噛んで食べ、食事を通して作った方の愛情を身体の中に取り込みます。注ぎ込まれた栄養は、身体を動かす源となります。